SPDMの特殊性と普遍性

2018-3-30

 SPDMとは解析とその関連情報を一箇所にまとめてデータベース化したものです。データベースとはごく簡単に言うと関連し合う情報を一定のルールに基づいて集積し、利用できる形にしたものです。

 

世の中にはデータベースを用いたアプリケーションはたくさんあります。例えば顧客管理システムならばお客様の住所や電話番号が、在庫管理システムならば商品の残数や保管場所が情報として集積されており、利用されているわけです。

 

さてこれら顧客情報や在庫情報と比較してSPDMが取り扱う情報には決定的な違いがあります。それは一つ一つのデータ容量が桁違いに大きいということです。このブログをお読みの皆さんならよくご存知のように、解析では一度の計算で数十~数百GBのデータが生成されることも日常茶飯事ですよね。

 

したがって無計画にあらゆるデータを溜め込むことは得策でなく、「残すデータ」「捨てるデータ」あるいは「はじめは残すが○年経過したら捨てるデータ」といった運用ルールはよく検討する必要があると言えるでしょう。

 

SPDMはCAEというややニッチな世界のためのシステムですが、やりたいこと(あるべき姿)を実現するにあたっては、現場の事情や施設の性能・制限をよく加味しながらバランスの取れた設計をしなければならないという点は他のエンタープライズ系ソフトウェアと変わりありません。

 

理想だけが先行しないように、逆に現場の意見を100%叶えようとしないように、そして施設の性能を超えた利用がなされないように。この三方向に常に気を配りながら推進してゆくことが重要です。
 

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